最近はフラット35など比較的返済しやすく設計された住宅ローンができ自分もマンションを買おうと考えている人も多いでしょう。
そこで気になるのがローンには付き物の審査です。自分は大丈夫、あるいはちょっと心配というように人それぞれだと思います。
中にはなんで自分が落とされるのかどうしてもわからないというような結果になる場合もあって油断はできません。
そこで少しでも安心して住宅ローンの申し込みができるように分かっている問題について対策を考えてみませんか。
最近はプロミスなどに代表されるカードローンが一般的になってきていて多くの人或は家庭で利用が進んでいます。
もちろん不況が続いたせいもありますが、一定水準の生活を維持するためには大変良い生活ツールと言えます。
このようにプロミスなどの利用というのはごくありふれた情景といってもよい時代なのです。
こういう時代ですからプロミス利用者も有る年齢になるとマンションなどの購入を考えるのはごく普通のことといえるでしょう。
マンションであろうが一戸建てであろうが即金で払えるような人はまずいませんから通常は住宅ローンを利用します。
もちろん大きな買い物ですから借入額は1000万円単位になり普通の人にとっては人生最大のローンと言って良いでしょう。
こういったローンですから借りられるか借りられないかは、その後の人生設計にも大きく影響することになります。
また借入額が大きいですから、返済期間も非常に長く他のローンとは少し性質が異なると考えなくてはなりません。
ではこの住宅ローンの審査ではいったい何が行われているのでしょうか。まず返済できなければ駄目ですから返済能力が問われます。
次に信用がなければ危なくて貸せませんから信用力が必要です。そして長期の返済になるので健康や若さも重要な意味を持ちます。
住宅ローンの審査内容
住宅ローンに限らずどんなローンでも同じですが信用は大変重要です。この信用がなければお金を借りることはできません。
ではどのように信用をチェックするのかというと銀行などでは信用情報というものを共有しており、これを参照します。
例えばこの中にかつてローンの滞納や各種支払いが滞ったというような情報が記載されている場合には問題視されます。
ですからプロミス等を利用していて滞納したことがあるというような人の場合には審査は厳しくなるわけです。
もちろんこの情報には記載されている期間というものがありそれを過ぎると削除されます。
したがって何らかの問題がある場合には削除になるまで待たなければ、住宅ローンの借り入れはできません。
次に返済能力の評価について考えてみましょう。実はこの評価方法が大変問題を含んでいるのです。
返済能力は現在の収入をもとに銀行が月々いくらまでなら返済できるかをはじき出します。そういう数式が用意されているのです。
これを希望する借入金額に応じて計算した実際の月々の返済金額と比較することになります。
例えば3000万円借りたら金利と返済期間を考慮して月々およびボーナス時の返済額が計算できるわけです。
返済可能な額がこの実際の返済額を上回っていなければ銀行は返済できるとは判定が出せないという事になります。
つまりそういう人は返済能力がないという判断になってしまうわけです。ここまでは特に問題はありませんね。
そこで最近利用が一般的になってきているプロミスなどカードローンを利用している場合を考えてみることにしましょう。
利用者はカードローンと住宅ローンは全く別物だと考えているかもしれませんがそこに落とし穴があります。
プロミスを利用していたとして、当然月々の返済が伴うはずです。住宅ローンを借りてもこの分が減るわけではありません。
したがって銀行はどのように判断するかというとこのプロミス返済分のお金を返済能力から差し引くことになります。
特に問題なのはカードローンの場合借りていなければ返済がありませんが、いつ借りるかは分からないことです。
このため銀行ではカードローンの場合契約があれば常に返済があるという仮定で計算することになっています。
住宅ローンでは先ほど説明したように返済が長期に及びますからある程度若い時代に借入する必要があります。
例えば40歳で35年ローンを借りたとすれば完済時は75歳という事になります。収入は大丈夫なのかと心配になる年齢ですね。
したがって実際にはもっと若い年代で借入す場合が多くなります。そうなってくると一般的には収入はそれほど多くはありません。
もちろん若くして高収入の人もいるかもしれませんが、そういう人は例外ではないでしょうか。
このため住宅ローンを借りるという事はかなり無理をすることになるのが普通と言って良いでしょう。
要するに収入から考えて返済能力ギリギリのところでローンを組んで後々収入が増えてくることを期待するというわけです。
そこでプロミスを借りているという仮定でこの返済能力を考えてみることにしましょう。
返済能力ギリギリの借入ですから何もなくても銀行は貸すかどうか迷うでしょう、そこからプロミスの返済分を引く事になります。
差し引かれれば当然返済能力は減額されることになり、ぎりぎりで計算した借入の前提が崩れてしまいます。
ギリギリの線からさらに差し引かれてこの線を割り込んでしまえばどうなるのかはすぐに分かりますよね。
銀行の返済能力の計算では返済能力なしという結果に終わるわけです。つまり審査には通らないという事です。
プロミスの借り入れがとんでもないところで住宅ローンの審査に影響を及ぼすことになってしまいます。
プロミスの借り入れの影響の例
元々の返済能力…(1) | 100000円 |
---|---|
プロミスの返済額…(2) | 10000円 |
住宅ローンの返済可能額(1)-(2)…(3) | 90000円 |
実際の返済に必要な金額…(4) | 95000円 |
差し引き(3)-(4) | -5000円(審査否決) |
このように話すとカードローンの利用者は住宅ローンを組む事ができず、現金で用意しなければ住宅が買えないと考える人がいます。
もちろんそう言って良い人は多いと思いますが、全部が全部というわけではありません。
ただし例えばマンションを買おうと思い立つのは一大決心が必要で、言ってみれば一世一代の買い物と言えるかもしれません。
このため少しでも不利な材料があるのであれば、少なくともそれが分かっているのですから対策しておいて損はありません。
ここまでの話で分かる通り、プロミスを利用して住宅ローンが借りられなくなるのは返済能力が小さいためです。
しかしプロミスの返済額を差し引いたとしても返済能力が実際の返済額を上回っている場合には審査は通ることになります。
ただしこれには注意事項があります。実際の審査方法というものは公開されていないという事です。
したがってカードローンの利用が不利に作用する事は間違いありませんが実際の計算方法が詳細にわかっているわけではありません。
実際にはもっと大きな影響があるという事も考えられます。自分では大丈夫と思っても銀行はどう考えるかはわかりません。
自分の収入は大きいのでまだまだ大丈夫というような油断は禁物だという事を覚えておいてください。
またもう一つ留意しておかなければならないのは審査では何も返済能力の足を引っ張るのはカードローンだけとかがぎりません。
返済可能額を計算する数式は公開されませんが様々なパラメーターがあると考えられます。他の要因で引かれる可能性もあるのです。
したがってプロミスの利用だけでは返済可能でも、加えて何らかの要因でさらに返済能力が削がれたらどうなるでしょう。
当然ですが返済できないと判定される可能性も出てくることになるでしょう。
この場合プロミスの返済による返済能力の減額がなければ審査に通る可能性はその分大きくなるはずです。
ですから自分の収入が大きくプロミスの返済があっても大丈夫などの安易に考えないほうが良いのです。
先ほども言いましたが住宅ローンと言うのは一生に一度有るか無いかの大きなローンで人生にも大きな影響が出ます。
持ち家にするか借家にするかどっちが得かを考える議論もありますが、老後を考えれば持ち家を勧めます。
したがってマンション購入を考えているのであれば万全を期して住宅ローンの審査に通るようにしなければなりません。
このため分かっている審査通過のために障害になる部分だけであっても事前に対策しておくべきなのです。
ですからプロミスを始めとしたカードローンを利用しているのであれば住宅ローンの申込み前に対策をしてしまいましょう。
ただし要するに利用をやめてしまえばよいのだろうと考える人がいますがそれだけでは意味はありません。
先ほど説明したことを思い出してください。カードローンは利用の有無にかかわらず、減額されてしまうのです。
このため対策するというのはプロミスを解約してしまう以外に方法はありません。単に利用しないだけでは駄目なのです。
生活安定のためにプロミスの契約だけは残しておきたいと考えている人もいるかもしれませんが、それでは対策になりません。
これだけカードローンの利用が増えているので現状にそぐわないとは思いますが、それでも現状では駄目なものは駄目なのです。
もしプロミスも利用できるようにしたいというのであれば、一度解約して住宅ローン借り入れ後に考えてください。
借り入れ後返済は生活を圧迫するので収入が多少増えて返済能力に余裕ができたら再度プロミスと契約すればよいのです。
プロミスの件の対策をする場合には、ついでに同じように審査の足を引っ張るようなことについてもすべて調べ上げましょう。
例えば以前利用していたカードローンなどはないでしょうか。若い頃に使って今は利用していないというようなものです。
その契約は今どうなっているか調べたことはありますか、実は利用していないだけで契約は継続していたという事はないでしょうか。
そういう場合には当然ですが、扱いはプロミスと同じです。この分についても対策しておかなければなりません。
再度言いますがカードローンと言うのは返済しているのかしていないのかは関係ありません。いつ利用するかわからないからです。
したがって契約があるだけで返済能力の算定に影響が出てしまうことになるのです。十分注意してください。
自分は高額所得者だからそんなことは関係ないという人もいますが、それは自分だけの論理にすぎません。
高額所得者でもカードローンを借りる必要があるという事はそれだけお金を使っているという事です。
しかもそういう人の場合取得しようとするマンションもそれなりに高級マンションを狙うものです。
ですから高額所得者はそれに見合うだけ返済能力も大きなものが要求されるというのがよくあるパターンなのです。
よって返済能力はやはり返済額ギリギリになっている可能性というものは排除できません。所得額で判断するのは危険なのです。
自分で自分の評価をするのはかまいませんが、自分は大丈夫などと判断できる人というのは実はそういないのです。
どんなに所得があったとしても、安全を考えれば取れる対策には万全を期すべきだという事を覚えておきましょう。
ではプロミスの解約はどうすれば良いのでしょうか。簡単な話でプロミスに解約したいと伝えればよいだけです。
ただし借入している場合には返済してしまう必要があります。返済が残っている間は解約はできません。
そこでまずは自分があとどのくらい返済が残っているかを確認しておかなければなりません。利用明細を見てみましょう。
さてその金額をマンション購入のための住宅ローンの申込みまでに返済してしまうことができるかどうかが次の問題です。
これからマンションを買おうという人で何件か見て回ったことがある人は分かると思いますが、気に入った物件はそうありません。
そういう機会がない人でもアパートを探したことがあれば似たような経験はあるでしょう。なかなか良いものには巡り会えません。
もちろんそういう物件が悪いというわけではなくて自分の好みに合っているものという意味で良い物件という事です。
自分の好みに合っていて、尚且つ自分の返済能力で購入できる物件というものに巡り会うのは簡単ではないのです。
しかも高額な買い物ですし、一度購入したらそう簡単に買い替えができるというものでもありませんからなおさら慎重になります。
このためマンションに限らず不動産を購入しようという場合には長い時間をかけて何件も見て歩くのが普通です。
このように考えてみると、こういう物件に巡り会ったときというのは大変貴重な瞬間だと考えることができます。
中には何年も歩き回っても巡り会えない人もいますし、探し始めてすぐに良い物件に出会うという人もいます。
そこで考えてしまうのがもう少し探し回れば、もっと良い物件に出会えるのではないかという事です。
たしかにもっと良い物件はあるでしょうが、それに出会えるまでにはまた長い時間が必要になるかもしれないのです。
要するにせっかく良い物件に出会った機会というものはそれを逃してしまうとまた最初からやり直しなのです。
したがって不動産を探すときには、決断しなければならないときがあります。良い物件は逃さないようにしましょう。
こう考えてくるとプロミスの借り入れをしている人には、良い物件に出会った時にすぐに返済してしまえるかどうか大きな問題です。
せっかく見つけた良い物件を購入できるかできないかの瀬戸際と言って良いでしょう。
もちろん生活費の足し程度の借入であれば、無理をすればすぐに返済する事は可能でしょう。しかしそれ以上になると話は違います。
たとえば給料一か月分程度の借り入れがあった場合、あなたならどうしますか、無理をしてでも払ってしまえるでしょうか。
もちろんプロミスの利用者の中にはすぐには返済できないというような人もそう少ない人数ではないはずです。
貯蓄の中から返済してしまえるという人は不景気が続いた時代にはなかなかいないのかもしれませんね。
そういうすぐには返済ができないという人の場合には、折角気に入ったマンションが見つかったとしても申込まないほうが無難です。
ここまで説明したように審査では厳しい結果になる可能性があるのです。うかつな申し込みはできないのです。
こういう場合には一か八かで申込をしてしまう人も少なくありません。もちろん中には審査に通る人もいます。
したがって折角良い物件に巡り会ったとしても、プロミスの支払いが残っていて全額返済ができない場合は返済を優先しましょう。
これから見つけ歩こうという人で借入が残っている人は少し多めに返済するなどして早めに返済してしまうようにしてください。
ではもし一か八かで申し込んで審査に落ちてしまったらどうなるのでしょうか。続けて住宅ローンを申込む事を考えてみましょう。
この状態では以後何件申込んでも審査には通りません。いったん申込みは中止するしかありません。
これは申込んだという情報が信用情報に書き込まれるためで、カードローンなどもそうですが、この情報のある間は敬遠されます。
これは申込ブラックという状態です。ブラックですからローンの借り入れなどはどこに行ってもできないのです。
この情報というのは6か月間信用情報中に残る事になっています。したがって一度審査に落ちたら6か月は次の申込みはできません。
せっかく見つけた良い物件ですが、結局見送らざるを得なくなります。その間にできればプロミスは返してしまいましょう。
こういった後々考えれば人生に節目にもなり得る時点でカードローンの借入のために足を引っ張られるのは好ましくありません。
カードローンの借入金額と言うのはマンションのための住宅ローン比べれば微々たるもので泣いても遅いのです。
そうはいっても現在のカードローンの位置づけというのは便利な生活ツールとして認知されつつあります。
そこでこれからどのようにカードローンを利用していけばよいのかよく考えてみる必要があるでしょう。
30歳とか40歳ぐらいの人は毎日が忙しくてなかなか人生を見返すというようなことをしませんが50歳を超えると違ってきます。
子供もある程度成長して時間的な余裕が出てくるという事もあり人生を見返してみる事があります。
そこで痛感するのが計画性のなさです。仕事では計画的に行うというのが非常に大切なことが分かっているのに人生は違います。
何事も無計画ではうまくいかないものです。これは人生も同じで、計画性の有無は大きな違いになって表れます。
計画通りに行くか行かないかはなかなか難しいものがありますが、それでも計画は持ったほうが人生の目標にもなります。
いつごろ結婚して、いつごろには家を買おうというような計画を持てばそれに沿って努力をしていくものです。
そこで必要になってくるのが人生計画ではないでしょうか。単に考えるのではなくしっかり記録に残すのです。
計画通り或は計画以上を目指すことによって例えば50歳代になって振り返った時に充実した人生だと考えることができるでしょう。
この人生計画を立てるのに良い時期は学校を卒業して社会人の仲間入りを果たした時です。ちょうど物事の分別も付く時期です。
この時期にこれからどのようなことをやっていくことになるのかを考えることは大変良いことだと思います。
もちろん最初は簡単なもので構いません。徐々に具体性を持たせて最終的に実現可能な目標にできればよいのです。
近いものから徐々に詳細な計画を作っていくようにすれば、最初は夢物語でも実現性が出てくるようになります。
人生計画ができたら次に節目節目でどの程度のお金が必要なのか考えてみてください。夢がないかもしれませんがお金は大切です。
もちろん具体的な金額を出せなくても、最初はここで大きなお金が必要という事がわかるだけでも構いません。
結婚費用、住宅資金など人生の節目節目では必ず大きなお金が必要になるものです。その時期をはっきりさせましょう。
自動車が必要なら何年ごとにどの程度必要というようなことも分かる筈です。分かるところから詳細にしていきましょう。
(⇒プロミスの借入で車は買える?)
またそれらのお金をどのように調達するのかという事も大きな問題になります。様は溜めるのか借りるのかという事です。
たとえば結婚費用は自分で溜める、住宅資金は頭金は幾ら用意して後は借りるというような具合です。
この人生計画ができれば、いつごろ大きな金額の借入が必要になるのかがよく分かるようになります。
その場合にはその時点までに自分で返済していけるだけの返済能力を整えておく必要があることがわかります。
またここで説明してきたような返済能力を削ぐような他からの借り入れも抑えなければならないことも分かります。
具体的にはこの時期までには別の借入については返済し終わっていなければならないということになるわけです。
大きな借り入れの前には何時頃までにカードローンを返済してしまい解約しておくというような判断もつけやすくなるでしょう。
この人生計画は柔軟性が大変重要になります。長期の計画というのは計画通りにいかないことはよくあることです。
それを計画通りに戻すことはなかなか大変なことです。それよりも計画を見直すほうがずっと簡単で有効性もあります。
したがって人生計画というものは常に現状に合わせて乖離していないかどうかという事を検証していく必要があるのです。
例えば長期計画では年に1度、短期の目標になっている部分については毎月見直すようにしてみましょう。
乖離したままにしておくと例えばカードローンを借りるにしても計画に合わせたつもりが現実には合わなくなる場合もあります。
そんな計画は持っていても全く意味がありません。計画は立てるのも重要ですが見直すのはもっと重要なのです。
社会に出る人は確かにそうかもしれないが、すでに社会人になって何年もたってしまっているので意味がないと言う人がいます。
確かに例えばもう子育てが終わったような時期ではちょっと遅いような気はしますが、30歳40歳という人は遅くはありません。
計画というものは現状に即して将来を考えるものです。これから人生の節目があるのであれば年齢に関係なく考えるべきです。
お金というものは必ず必要です。カードローンは高齢になっても利用したいと考えている人もいます。
そういった場合やはり計画性というものを考えて、借りた結果が何か問題にならないかという事を考えることは必要です。
現状を分析してこれからというものを見つめなおすという事は有意義に生きるために必要なことではないでしょうか。
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