カードローンに限った話ではありませんが、慣れてくると今まで知らなかったことも当たり前の知識のような感覚になってしまうものです。
子どもに勉強を教えるとき「なんでこんな事も解らないの!?」と言ってみたり、専門的な言葉を平気で使ったり…。
最初は解らないことだらけ。カードローンの世界も誰もがみんな初心者だった!…ですよね?
そこで!この記事では解りやすく「プロミスってカードローン、名前くらいは知っているけど具体的にどんなん?」というお話しをしていきます。
解りやすいカードローン初心者向けの説明がメインテーマ。「プロミスの基礎知識」ですので予めご理解下さい。
最初は「私でも貸してもらえるの?」という根っこの部分から。プロミスを利用できるかの基本的な判断基準を説明します。
【19歳でも借りれますか】という声も多くありますが、残念ながら20歳未満(=19歳以下)は申込みができません。
プロミスを利用できる年齢は『20歳以上69歳以下』。未成年だけではなく、年齢には上限も設定されているんです。
18歳、19歳は微妙なんですよね…。高校卒業で就職すれば18歳で社会人ですし、大学に行きながらバイトで稼ぐ人も増えます。
「稼いでいればいいじゃないか」という反発もありますよね?でも、ダメな理由があるんです。それが「法律の壁」。
日本では未成年者を保護する観点から、20歳になるまでは法定代理人(親など)が同意しない契約は取り消しできることになっています。
「18歳で就職して1年経ったし、19歳でも大丈夫だよね!」は通用しません。社会に出ても未成年は未成年なんですね。
未成年である以上、その契約はご両親などが「そんな契約は認められない!」と言ってしまえば取り消すことができるんです。
プロミスもそんな危なっかしい契約はしませんし、他のカードローンもほぼ100%が「20歳以上」を最初の条件としています。
【20歳の大学生でも借りれますか】という学生ならではの問いも多いのですが、これには2つの答えがあります。
20歳になっていても、自分で働いて得た収入がなければプロミスを利用する事はできません。
「なんだよ、さっき20歳以上はOKって言っていたのに!」という声もあるでしょう。しかし、それは「最初の条件」なんですね。
プロミスをはじめとする『消費者金融』は、本人の収入に基づいて融資額の決定をします。これも「法律の壁」です。
つまり、収入0円の学生さんへは融資額も0円。返済するための資金源がないのは利用できない理由として充分ですよね?
(⇒学生じゃないという嘘はプロミスの審査に影響する?)
一方、学生さんでも固定の勤務先で稼いでいれば融資をしてもらうことも不可能ではありません。その際に重要なのが「年収」です。
そうなると、【プロミスはいくらまで融資をしてくれますか】という質問が出てきますよね?
融資額は審査の上、個別に設定されます。そのため、「収入がいくらなら融資額はいくら」とは言い切れません。
ただし、上限は設けられています。これもやはり「法律の壁」です。その金額は「年収の1/3まで」となっているのですが…。
生まれて初めての借り入れなら「他社からの借り入れ」は意識する必要がありませんが、正しい知識のためにちょっと深入りしてみましょう。
もし、他の消費者金融から借り入れをしていた場合、プロミスから借りる事ができるのは「他社借入残額と合計で年収の1/3まで」です。
専門的…というよりも法律上、「消費者金融」は正式名称ではありません。法律用語では『貸金業者』です。
この『貸金業者』は、金融機関以外の融資を取り扱う企業すべてが含まれます。身近にあるのは消費者金融と信販会社ですね。
「他社借入」は『貸金業者からの借り入れ』が該当します。金融機関のローンはカウントしないと言い換えることができます。
これを一般に『総量規制』と言います。年収に応じて融資の総量(総額)を規制する、と覚えれば意味が伝わりやすいでしょうか。
それともう1つ。「年収」は所得税などの税金を引かれる前の年間収入を言います。手取りと勘違いしないように気をつけましょう。
年齢と収入による借り入れについて理解ができたら、次はプロミスの使い方を把握しましょう。
「ATMでお金を引き出したり、入金したりすればいいんでしょ?」だけではありません。賢い使い方でお得感が全然違ってくるんですよ。
【プロミスからお金を借りるとき、消費税はかかりますか】という実に鋭い感覚の質問をされたことがあります。
答えは「借り入れ自体は非課税だが、借り方によって消費税がかかる場合もある」と言ったところ。
「え?お金借りるのに消費税かかるの!?」という方。ここでかかる消費税は「借り入れ自体に課税されるものではありません」。
例えば10万円借りるのに消費税を取られたら実質9万円程度の借り入れになってしまいますよね?それはないので安心して下さい。
プロミスで消費税がかかるのは、提携ATMを利用した時の利用手数料だけです。では、ATMについて少し解説をしましょう。
プロミスのカードは、専用ATMだけでなくコンビニや提携銀行のATMも利用する事ができます。
ただし、次のような利用手数料がかかる点には注意をしておかなければいけません。
「なんだ、それだけか…」と思ってはいけません。10回使えば10倍、すなわち千円~2千円は手数料+消費税を負担することになるんですよ!
そこで、手数料無料のATMと有料のATMを理解することが重要となります。下の囲みで確認してみましょう。
コンビニATMはすべて有料、三井住友銀行とプロミスの専用ATMだけ無料と覚えておけば間違いはないでしょう。
【手数料がかからない利用方法はありませんか】という質問も当然出てくるでしょう。少しでもお得に利用できる方法を活用したいですよね。
プロミスの利用方法はカードだけではありません。公式ホームページにある「会員専用ページ」からの借りる・返すもできるんです。
借りるのはどこの金融機関口座へも振り込んでくれる「瞬フリ」で手数料無料のキャッシングが可能。あとはキャッシュカードで引き出せばOK。
「瞬フリ」は平日14時50分までの申込みなら10秒ほどで入金してくれますが、それ以降は翌営業日の9時半頃になってしまいます。
ただし!口座が三井住友銀行かジャパンネット銀行なら曜日・時間関係なく24時間振込をしてもらえます(元日とメンテナンス時間を除く)。
「口座フリ」は毎月同じ日に口座から引落しされる返済方法で手数料無料。「ネット返済」はやはり手数料無料で以下の銀行が利用できます。
これらの銀行で「インターネットバンキング」が使える方は、24時間パソコンやスマホからの返済手続きができるんです。
結局、どう使うのが理想的なのかをまとめると、次のようになります。
…といった具合ですね。コンビニATMは便利なのですが、先にも書いたように使えば使うだけ手数料がかかるのでお勧めはしません。
カードローンには利息がかかります。プロミスの金利は審査によって年4.5~17.8%。少額の借り入れなら年17.8%だと考えていいでしょう。
【利息の計算方法がわかりません】という方も多いですよね?借りてみて初めて解るのが利息の重み。では、その計算方法をお答えしましょう。
まず計算式から書いてしまいます。解説はその後という事で。
【元金】は今借りている残額のこと。【借りた日数】はその残額が続いた日数です。
では、実際に数字を使って計算してみましょう。その方が解りやすいですからね…。
【例1】元金10万円、金利年17.8%、借りた日数10日の場合
『利息』=100,000×0.178×10÷365=487(小数点以下切捨て)
【例2】上の例に追加で5万円を20日借りた場合
『利息1』=487円(上の例そのまま)
『利息2』=150,000×0.178×20÷365=1,463(小数点以下切り捨て)
『利息合計』=487+1,463=1,970円
いかがですか?実際に計算してみると少しは解りやすくなったでしょうか。そして、この利息が返済金から優先的に差し引かれます。
【例】上の【例1】で1万円返済した場合
10,000円のうち487円が利息として優先的に引かれ、残り9,513円が元金の返済となる。結果、元金残額が90,487円に減る。
入金したお金から①「ATM手数料」が引かれ、さらに②「利息」が引かれます。残った分が③元金の返済に充てられるわけです。
この計算を「元利均等方式」と言います。難しいことは抜きにして、プロミスへの返済はこういう計算なんだと理解してもらえればOKです。
これを知らないと返済計画が立てられません。アバウトに「月1万円返せばいいや~」より、計算をして利息も抑えることを目指しましょう。
最後はプロミスならではの「ポイントサービス」について。【少しでもお得に利用する方法はありませんか】という質問にお答えします。
カードローンでポイントと言われても、そんなにお金を借りるわけじゃないし…と思われるかもしれません。
しかし、プロミスのポイントサービスは「お金を借りていなくても貯める事ができる」ようになっています。
どれもがお金を借りていなくても貯めることができる項目ですね。そして、貯めたポイントはお得なサービスに利用できます。
コツコツ貯めたポイントは、①提携ATMの無料利用や②無利息期間設定に使えます。もう少し具体的に書くと…
…となっています。無利息期間を上手に使えば、利息トータル0円でのキャッシングも夢ではありませんよ!
いかがでしょう。これで「プロミスの基礎知識」のおおよそは説明できたはずですが、奥の深いカードローンだと感じる事ができたでしょうか?
細かな点も挙げていくとまだまだ説明したい事はありますが、今回はここまで。少しでもカードローン選びの参考になれば幸いです。
【参考ページはこちら】
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