ブラックリストという言葉は、例え今まで融資を受けた事が無いという人でも知っている事が多い有名な金融用語と言えます。
ブラックリストの状態を端的に表すなら『融資審査に通らない状態』という事になり、場合によっては非常に困りますね。
そんな中、ブラックリストでも借りられる金融業者というのは非常に注目され、大手消費者金融のプロミスもそうであると言われています。
プロミスは本当にブラックリストにも貸してくれるのでしょうか?この噂の真相、そしてブラックリストとはそもそもどんな内容なのかを知りましょう。
まずブラックリストについて知る前に、プロミスという消費者金融について学んでおきましょう。
プロミスはSMBCコンシューマーファイナンスの融資ブランド名で、三井フィナンシャルグループの消費者金融という立ち位置です。
昔から今に至るまで大手消費者金融として金融業界に君臨しており、その実力と実績は今も健在です。
プロミスの融資プランについてさっと見ておきましょう。
サービス名 | 限度額 | 金利 |
---|---|---|
フリーキャッシング | 最大500万円 | 4.5%~17.8% |
おまとめローン | 最大300万円 | 6.3%~17.8% |
自営者カードローン | 最大300万円 | 6.3%~17.8% |
目的ローン | 最大300万円 | 6.3%~16.5% |
プロミスの融資は目的に合わせて使い分ける事が出来、中でも用途自由で何度でも使えるフリーキャッシングは、カードローンとして人気が高いです。
また、プロミスは大手の消費者金融らしく、以下の点が該当しています。
即日融資というのはこちらも申し込みを急いだり方法を選んだりする必要がありますが、その日には現金を手にする事が出来るサービスです。
また、早いだけでなく利用者が多いという事はそれだけ誠実で使いやすいという事…つまり、違法な業者ではなく安心して使える金融業者という事にもなります。
それに加えて審査も比較的基準が緩めで誰でも借りやすい…のですが、今回メインで説明する『ブラックリスト』に関しては、どうなるのでしょうか?
では、続きましてブラックリストの説明に参りましょう。
ブラックリスト…実はこれに関しては正式な金融用語ではなく、一般的な俗称とされており、詳細については下記の通りです。
ブラックという単語からあまり良いイメージが浮かばないように、ブラックリストというのはマイナスの状態となります。
さて、ブラックリストには何故なってしまうのでしょうか?その理由を知ると、この名前の由来も納得できるかもしれません。
まずブラックリストになる理由の最たるものが、返済の延滞です。今現在ブラックリストになっている人の多くはこれが原因でしょう。
単なる自分の怠慢でも、事故等のやむを得ない理由があったとしても、金融業者からすると延滞は延滞です。
ただ、比較的正当で悪質ではなく、返済の意思が確認できる場合、短期間の延滞なら相談次第でペナルティが少なくなります。
また、融資の審査に落ちすぎてもブラックリストになってしまう…こうした事実を申し込みブラックとも呼びます。
融資の審査に落ちたという事実は金融業者側が把握する事が可能であり、私たちも自分の情報なら信用情報機関に問い合わせると知る事ができます。
審査落ちの情報は最低半年は残るとされており、それが短期間に多数積み重なると「お金に困っているけど返済能力に問題がある人」としてブラック扱いになるでしょう。
そして、自己破産がブラックリスト入りとしては一番重いと言えます。
債権整理というのは借金が返せない人が行う最後の手段ですが、その中でも自己破産は全ての借金がなくなるものの、その代償は小さくありません。
財産は全て没収されますが、その後10年は融資を受ける事が困難とされており、最も重いブラックリストとなるでしょう。
ブラックリストにはこうした背景がある以上、すでにブラックの人の多くは融資審査を受ける事を断念するでしょう。
ですが、実際に受けてみるまで結果が分からないというのも、融資審査の事実です。ブラックリストでも審査に通過する可能性はあるのでしょうか?
ブラックリストで融資審査を受けると、多くの場合は審査に即刻落とされるでしょう。
これは当たり前の事なのですが、ブラックリストになってしまう人の多くはお金に困っている人でもありますので、無理だと分かっていても希望を持ちたく思うのです。
しかし現実というのは厳しく、金融事故を起こした人を金融業者は絶対にチェックし、易々と審査に通る事はあり得ません。
「ブラックリストでも審査条件次第では通るのでは?」という声もありますが、ブラックリストの状態で以下の条件を加えて考えてみましょう。
こうした状態になれば、ブラックリストで無かった場合は融資審査で大きく有利になる事が考えられます。
しかし、例え年収が多くても無駄遣いが多いなら返済はできませんし、公務員でもそれは同じですね。
さらに投資というのはハイリスクハイリターンで、今の資産を失うのもあっという間です。
ブラックリストじゃない場合は肯定的に見られる状態というのも、ブラックリストだと全ての面で疑ってみられて、審査に通れなくなるというわけなのです。
ブラックリストというのは、金融業者からの信頼を著しく失っている状態である…この一点を肝に銘じましょう。
ここまでの説明のように『ブラックリストという状態であればほぼ審査落ちが確定しているので、審査を受ける事すら無駄』となります。
ブラックリスト状態で万が一お金が足りなくなったとしても、すでに八方塞がり…ではあるのですが、ここで気になるポイントがあります。
ブラックリスト状態だと融資審査で大幅に不利ですが、法律で『ブラックリストを審査に通してはいけない』と明文化されているわけではありません。
例えばプロミスの場合は貸金業法という決まりがありますが、その条約の中に『金融事故記録がある場合は落とす』とは書かれていません。
この事を肯定的に理解すると「実はブラックリストでも審査に通る事があるのでは?」という風に発想がいくのも分からないでもありません。
しかし、ブラックリストというのは融資審査で真っ先にチェックされ、好ましく無いと思われればすぐに審査落ちとなるのも事実です。
そうなると重要になってくるのは以下の点です。
まず金融業者の審査基準についてですが、こちらは全て異なっています。
例えば消費者金融大手で言えば、最初に説明したプロミス以外にも数社存在していますが、みんなそれぞれ重視する事も違っているとされます。
そしてブラックリストでもOKとしている金融業者があるかどうかですが、これに関してはあるという噂がネット上では散見されています。
そして、先ほどから紹介しているプロミスに関しても、ごく一部にてブラックリストでも借りられる、もしくは貸してくれたという実体験が見つかります。
プロミスは大手消費者金融であり、審査が早くてその基準も比較的緩めというのは有名ですし実際に多くの人が審査に通過しています。
審査に通過した人が多いとなると、その中にブラックリストに登録されていた人が居てもおかしくはありませんよね?
ですが、プロミスを含めた大手消費者金融は、ほぼ全てがブラックリストには対応していません。
ブラックリストで審査に通るという事自体がおかしいですし、そもそも噂というのはあくまでも噂で、真実と異なるケースはしばしばあります。
プロミスは三井住友銀行とも深い関係があり、銀行の傘下のような存在だとしたら、あまりにもいい加減な審査をすると系列会社の顔に泥を塗る事になります。
同じように、ほとんどの大手消費者金融は銀行と関係しています。
アイフルだけは未だに純粋な消費者金融となっていますが、このように昔名を馳せた消費者金融というのは、より銀行よりの存在となっているのです。
また、大手となると利用者が多く、多少卑屈に見てしまえば金融業者側が『選ぶ側』となります。
希望者が多いなら優良顧客に優先して貸し付ける方が金融業者側には恩恵が多く、逆にブラックリストの人に貸し付ける理由がありません。
しかし、火の無い所に煙は立たないと言われているのに、何故プロミスでブラックリストOKという噂が流れているのでしょうか?
プロミスでブラックリストだと思っていた人が通過できたのは、すでにブラックリストでは無かったからかもしれません。
ブラックリストなのにブラックリストじゃないなんて矛盾では?という疑問は最もですが、重要なポイントがあります。
実は、ブラックリストとなっている情報というのは、いつまでも残るわけではありません。
ブラックリストとしての情報は信用情報機関に残されているのは説明通りですが、その信用情報機関も金融業者毎に種類があります。
そして、ブラックリストも程度の差があるように、主になブラックの要因とそのブラック期間については大体このようになっているとされます。
このブラック期間に関しては、あくまでも目安である事を理解し、最長とは書きましたが、最低でもこれくらいはかかると見るべきでしょう。
何故かと言うと、こうした信用情報機関に残された記録以外にも、各金融業者が独自に保管している情報というのもあると言われています。
特に過去に自社で問題を起こした人の場合、半永久的に情報を残しているというのもおかしくはありませんよね?
ブラックリストの期間が絶対に数値通りでないというのは融資審査と同じで、どう見るかで変わってくるのです。
そしてブラックリストだと思っていた人がプロミスに通過できたのは『ブラックリストの期間が終了して情報が消えていたから』という可能性が高いです。
ブラックリストになって一定時間経過すれば、気になるなら信用情報機関に自分の情報を開示してもらい確認すればすっきりするでしょう。
プロミスはブラックリストでは貸してくれないし、貸してくれたとしたらすでにブラックリストではない…そう結論が出ましたね。
となると「プロミス以外でもブラックリスト中に貸してくれるところは無いの?」という疑問が浮かんできます。
実は、比較的小規模な消費者金融の場合、ブラックリストであっても審査に通過する事があると言われています。
消費者金融というとどうしても、プロミスを筆頭とした大手の名前しか浮かんでこないと思います。
ですが、大手ほど積極的に宣伝していないだけで、日本には小さな消費者金融というのが非常に多数存在しています。
それらの消費者金融を中小消費者金融と呼んでおり、大手とは違った独特なルールにて活動をしています。
そもそも普通に融資で勝負した場合、中小消費者金融が大手に勝つのは困難な為、大手では借りられない…それこそブラックリストの人にも融資をしているのです。
中小消費者金融の名前は聞いた事も無いという人も多いですが、一例としてブラックリストでもOKと良く噂されている業者を紹介していきます。
中小消費者金融という事で知名度こそ低いものの、ここに記載した業者はどこもきちんと貸金業法に則って営業していますので、融資を受ける事自体に問題はありません。
大手に比較して即日融資が難しい、金利が高かったり限度額が低かったりするものの、ブラックリストでも貸してくれると思うと、十分な魅力があると言えます。
中小消費者金融でブラックOKと言われている所でも注意してもらいたいのは『ブラックOKでも絶対に借りられるわけではない』という事です。
ブラックリストになっている上に収入がろくに無かったり、住む家が無いような状態ではさすがに融資審査は受けられません。
その状態で『ブラックOK!審査無しで融資!』という張り紙を見つけたら、どう思いますか?
お金で追いつめられると人間は冷静さを失いやすく「審査も無いならさすがに借りられる!」とつい頼ってしまいそうになります。
しかし、これは判断ミスとして非常に深刻で、審査無しの融資なんていうのは現実にはあり得ないのです。
良くテレビドラマなどで借金取りが怒鳴りながらお金を取り立てているシーンがありますが、あれが現実に起こってしまうと考えれば良いでしょう。
闇金融の手口については以下のようになります。
「まずは信頼実績の為に先にお金を振り込んで下さい」というのは間違いなく闇金の手口です。お金に困っているのに先に振り込ませるなんておかしいですよね?
そして10日で10%…これが良く聞くトイチという金利ですが、もちろん違法です。
今現在の融資では、最大でも1年で20%までしか設定できず、日数単位であんな金利を設定されては完済など不可能です。
それの応用として、金利はギリギリでも『決して完済させない』という巧妙な手口を使う事があります。
これは完済間近になると色々と文句をつけてお金を振り込ませず、金利を発生させて金利のみを返済させ続けるという方法です。
まともな消費者金融では返済期間が必ず設定されており、その期間までには返せるようにプランを構築してくれます。
このように、ブラックだからといって違法な金融業者を使ってしまうと、下手をすると抜け出せなくなるというのは覚えておいて下さい。
ブラックリストになってしまうと、ここまでの説明のように融資を受けるのが大変なだけではなく、最悪自分の生活が崩壊してしまいます。
そんなブラックリスト状態に際してすべき事というのは、以下のようにまとまります。
やはり一番大事になるのはそもそもブラックリストにならないように立ち回る事です。
ブラックリストにならない為の方法は簡単で、金融業者から提示されたルールを守るだけで基本的になる事はありません。
申告情報は正確に、返済には遅れずに、そして返済計画を立てて破産しないように…この基礎を踏まえるだけで問題は無くなります。
そしてブラックリストというのは一生ではありませんし、その期間の間融資を使わないようにすれば、気付けばブラックでは無くなります。
そもそも返済出来なくてブラックになる事が大半であれば、ブラック期間は反省期間として、融資に頼らない立ち回りをまずは身につけるべきでしょう。
あと、どうしてもブラックリスト状態でも借りたいというのなら、まともな中小消費者金融で借りるようにしましょう。
闇金融は時折まともな金融業者になりすまして使わせようともしますので、引っかからないようにするのにも意識が必要です。
どうしても不安なら、今回ご紹介しました中小消費者金融ならどこも安全なので、この中から選ばれる事を強く推奨いたします。
最後に豆知識というか、本来なら当たり前とも言うべき事をお教えしたいと思います。
例えばプロミスで借りていて返済に間に合わない場合、あなたならどうしますか?
つい「返済に遅れるなんて言いにくいから、連絡が来てから何とかしよう…」とか考えていませんか?
実はそうした考えこそが無責任であり、ブラックリストに直結してしまう愚かとも言える思考なのです。
プロミス利用中に返済に遅れてしまう場合、事前に素直に報告してみましょう。連絡方法は電話が無難です。
返済に間に合わないという事は何があっても例外とはいきませんが、プロミスにとってまず大事なのは『返済する意思があるか否か』です。
それなのに返済に遅れる事を黙っている場合、プロミスからすると逃げる事も想定されて厳しく対応される事もあります。
ですが、素直に事前に「どうしても返済日に間に合わないから○日後に返すので待ってくれませんか?」と言えば、どうなるでしょうか?
実はこれをするかどうかで、ブラックリストに登録されるかどうかが変わる事もあります。
返済に遅れた以上は遅延損害金と言って追加利息を支払う事になるものの、それとブラックリスト登録は実は別ものです。
今まで問題なく返した人で今もお金はあるのに「入金を忘れてた!」といううっかりで遅れる事は0ではありません。
よって、遅れる場合は事前に相談すればプロミスからの督促を止めたり、利息分だけの返済でとりあえず待ってもらうなども出来ます。
プロミスは遅れる場合の事もある程度想定していますので、遅れる前にはきちんと相談、そして出来ればブラックリストも回避しましょう。
当然ですが、何度も同じ事を繰り返しているといくら素直でも限度があるので注意して下さいね。
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過去にブラックでもプロミスで借りられる?
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