カードローンをより大きな限度額で使いたいという人は多いのか、ネット上には増額に関する記事が非常にたくさんあります。
増額というのはカードローンの限度額が増える事で、そうなるとどんな記事でも概要としては同じ場合が多いですが、中には変わった報告などもあります。
それが『プロミスの方から増額してもらった』という報告です。通常の増額では、自分から申し込む事でようやく増える場合があります。
となると、このプロミスからの増額というのは本当なのか、そもそもどうすればそうなるのか、気になるので確認していきましょう。
プロミスでの増額審査については、基本的に自分から申し込む事で成立する事があります。
プロミスではフリーキャッシングという融資プランを使う場合、最大500万円まで借りる事が可能です(それ以外の融資方法は300万円まで)。
増額の申し込みに関しては、下記の方法にて申請する事が可能で、どちらの方法を使っても構いません。
この方法にて申し込みができれば審査が開始されて、その審査に通過できれば増額が成功する…というわけですね。
ここまででは、プロミスから増額をしてくれるという要素は特にありませんし、増額がどうしても必要な場合、待つしか無いというわけではありません。
それを踏まえて、増額審査を受ける事を想定して話を進めていきます。
プロミス以外でもカードローンの増額をするのなら、審査は確実に発生しています。審査無しの増額は期待すべきではありません。
クレジットカードではたまに急に増額されている事があるのですが、カードローンは現金を取り扱うという事もあり、そんなケースはほぼありません。
増額の審査というと特殊なイメージがありますが、融資の審査において見られる点というのは概ねどの審査でも共通しています。
こうした審査基準を見てもらうと気付くかもしれませんが、最初に自分から申告した内容と変わっていない場合、増額審査はそのまま審査を進めます。
年収や職業については何か変更点があった場合、迅速に知らせる事が必要だとどの金融業者でも明記しています。
そこで、増額前に申請しておきたい自分の状態の変化について述べていきます。
こうした要素はどれも融資審査に関わり、特に有利になる事なら先に伝えておけば、増額審査も有利に進められます。
「それなら不利になる場合は知らせない方が良いの?」という疑問がありますが、そうではありません。
例えば前の仕事よりも不利な仕事に転職(正社員から派遣等)になった場合、再度在籍確認を行った時に確認が取れないとアウトです。
在籍確認があるかどうかはさておき、転職したら改めて行う事は多いので、どんな変更点でもすぐに伝えるべきでしょう。
増額を希望する上で一つ知ってもらいたい点としては、どんな金融業者も増額審査ではリスクを考えて慎重になっているという事ですね。
例えば、10万円借りている人と100万円借りている人が居るとして、両者が返済できなくなると、どちらが金融業者にとっては被害が大きいでしょうか?
これはもう、言うまでもなく100万円借りている人の方ですね。増額するという事は、金融業者にとってはこうした貸し倒れのリスクを背負うという事なのです。
ゆえに、大手で資本も十分ありそうなプロミスでも、増額審査は慎重であり、急激に限度額を引き上げるなんて事はありません。
例えば10万円の枠をいきなり100万円にするなんて事はほぼ無く、10万円の人は20万から30万、多くても50万円までしか増やす事はできないでしょう。
なので、基本としては「10万円ずつ増えたらラッキー」と思う方が良いでしょう。必要な金額がはっきりしているのなら、それを元に相談するしかないですけどね。
さらに増額には以下の要素もあり、短期間でたくさん増やすのがさらに困難となっています。
特に半年という縛りはどの金融業者でも共通していると言われており、半年に10万円しか増やせなかったとすると、一年で多くでも20万円しか増やせません。
自分から増額する場合、時間的な制約もあるのはしっかりと覚えておき、無茶な使い方は避けましょう。
増額には時間が必要になるとは書きましたが、融資において例外というのは良くあり、想像以上に顧客によって対応を変えています。
プロミス側としてもしっかりと返済を行っている人に対しては、もっと融資を使ってもらいたいので増額の声かけをする事があります。
増額審査は慎重とは書きましたが、プロミスとしてもしっかりと返済をしてくれる人は信頼しますし、そういう人にはもっとたくさん借りてもらいたいと考えます。
それなのに増額を希望してこない場合、プロミスから「増額しませんか?」と声をかけてきて、それに応じる事で増額が高確率で成功します。
相手から増額の声かけがあったケースとして、以下の事をしていた場合が報告としてあがっています。
最初の融資審査のカードローン希望額はこちらで自由に決められますが、少なめに希望すれば当然審査に通りやすいです。
それできちんと返済できたのなら、今後の事も考えて…みたいな感じで営業電話が来る事もあるみたいです。
あと、カードローンは毎月決まった額を返すだけでは無くて、残り残高を一括で返す事もできます。
一括返済出来る人は返済能力があるとして、こちらも完済後に誘いが来るケースが割とあるらしいですね。
そして、カードローンは他の借入方法(分割ローンなど)と比べると金利が高く、出来るだけ限度額いっぱいまで、大金を借りて返してもらう事が利益になります。
そうした使い方をして、その後使わない場合は「増額すると金利も下がってもっと便利ですよ」みたいに誘われる事があります。
何にせよ、返済出来る人にはこうしたチャンスは隠れているという事ですね。
プロミスはきちんと顧客一人一人の利用状況を把握しているので、優良顧客となると声かけの可能性は高くなるでしょう。
しかし先にも触れましたが、プロミスからの増額の声かけは絶対ではなく、法則ははっきりとはしていません。
融資の増額だけでなく審査というのははっきりとその内容が開示されていないため、ネット上でもこうした声が氾濫しています。
このように、本来融資においてかなり有利なのに審査に通らない人もいれば、融資において不利な人が通るなんて声はどこでもあります。
あくまでもネット上の匿名の意見なので盛っている部分もあるでしょうが、嘘を書くメリットが少ない以上、ある程度は信用もできます。
なので増額審査の基準も分からない事、そして増額を勧める基準も分からない事もあり、増額では待ちの姿勢もほどほどにしておくべきです。
もちろん「増額しても使い道が無いし落としたりした時怖いから…」と考えているのなら、増額を無理にする必要はありません。
増額が出来る基準及び増額で声がかかる要素というのははっきりしませんが、逆に「これ以上は何があっても増額は無理!」という状態はあります。
それはすでに総量規制いっぱいまで増額をしてしまっている状態です。
「総量規制って何?」とお思いの方もいるかもしれませんし、何より知らないとかなり困る大事な用語なので解説します。
総量規制に引っかかっているケースを分かりやすくまとめると、こうなります。
一番上のケースは分かりやすく計算も簡単ですが、二番目と三番目に関してはちょっとだけ注意が必要です。
二番目のケースですが、総量規制は全ての消費者金融で共有している、という点を忘れないで下さい。
消費者金融同士なら信用情報機関を通じて情報が分かるため、隠す事はできません。素直に申し込みの時は自己申告して下さい。
また、三番目のケースについてですが、こちらはすでに消費者金融から総量規制いっぱいまで借りていて、銀行からも借りているというのがポイントです。
この事から分かるように、銀行からの借入は総量規制の対象にならず、銀行単体から総量規制以上を借入れる事もできます。
ただし、銀行の融資審査は元より厳しいので、総量規制は無くとも年収から無理の無い限度額を設定する事がほとんどです。
融資審査に関して時折『こうすれば必ず借りられます!』的な煽りがあるサイトやページがありますよね?
そうしたサイトは確かに参考になる情報が多いのですが、それらに関しては、誇大広告気味の主張であると言わざるを得ません。
何故かというと、ここまででも再三話したように、融資の審査で絶対はありません。それは増額審査とて同じで、例え声がけがあった場合でもです。
プロミスから増額しませんか?と聞かれたのに増額審査に落ちた…というケースは0ではありません。
「増額の声かけって増額できる人にかけるものじゃないの?」とお思いかもしれませんが、それは半分正解で半分間違いです。
正確には『増額できる可能性が高く、増額してもらいたい人に声をかけている』という事になります。
こういう場合、特に増額の声かけがあっても怪しいです。
声かけがあって増額するつもりがあるのなら、いっそその電話の時に申し込みを終えるくらいの気持ちが必要になります。
また、声かけされたとしても別の金融業者から借りたりすると、プロミスからすれば借り過ぎが起きやすくなると見直される事はあります。
さらに、声かけしてもらったのに直後に延滞すれば、せっかくの信頼もがた落ちです。そもそも、延滞中は増額ができないと明記している金融業者も多いです。
前半にて『増額審査に取る為の基準』についてご説明して、その中の一つに『利用実績』という項目がありました。
この利用実績というのは、実は増額審査にて一番大事であり、これが優れているからこそプロミスからの声かけもあるわけです。
利用実績を積むというのは簡単で、以下のチェック項目を満たせば問題ありません。
カードローンというのは持っていても絶対に使う必要は無く、クレジットカードのように使わないと年会費が取られるわけでもありません。
しかし、カードを使わない顧客は利益を出さないという事になってしまい、増額を誘いかける事も審査に通す事も期待できません。
そもそも増額しても使わないなら恩恵が感じられませんから、これは理屈としては当然ですよね。
返済日に遅れないというのは融資を使う上で当たり前で審査に通らないのは当然ですが、返済が早い方が良いというのは、少し意外かもしれません。
これに関しては一括返済すると増額のお誘いが来やすいように、リボ払いで毎月最小限しか返さない人よりも、毎月多めに、ハイペースで返済する人の方が返済能力が高いのは当然です。
無理して返そうとして延滞すると逆効果になりますが、毎月無理無く、それでいて出来るだけ早く返そうとする人は、やはり優良顧客として一目置かれやすいのです。
プロミスから増額のお誘いがあった場合のメリットをまとめるとしたら、以下のようになります。
審査に通りやすい、限度額が多めに上がりやすい、さらに申し込みの手間が省ける…増額をする上では非常に魅力的な点ばかりです。
しかし、相手からの増額の声かけであっても、絶対に増えるわけでは無い上、これはいつ訪れるか分からないものです。
こうした点が分かっている場合、自分で増額申し込みをしても通りやすいですし、そもそも必要な時に増やすのが大事なのは、最初に明記した通りです。
増額を急がない人は待つ方が良いですが、急ぐ人は自分で動かないと失敗を招きます。
増額のお誘いを待つのが理想的ですが、自分から動く方が時には良い判断である事を理解しておき、柔軟に融資を活用していきましょう。
稀に「金融業者から増額の誘いが来たけど、これって何か裏があるのでは無いの?」と疑ってしまい、何もできない人がいらっしゃいます。
では、最後に増額のメリットとデメリットを比較してみます。
こうして見ると気付くと思いますが、増額においては基本的に融資が使いやすくなり、デメリットに関しては自分の注意一つでどうとでもなります。
紛失時の不正利用は確かに怖いですが、これに関してはすぐに電話すれば利用停止ができるので、被害を抑えやすいです。
こうしたメリットデメリットがあるのなら、はっきり言えば増額のお誘いというのは金融業者の厚意の一つとすら言えるでしょう。
増額の誘いが来て怖くなるのでは無く、増額の誘いがくれば確実に増やせるという事で、喜んで受ける方が建設的です。
それにカードローンは無理して満額使う必要も、年会費も無いのは知っての通りです。
増額しても損はほぼしないので、お誘いが来ても不安にならないで下さいね。
【参考ページはこちら】
プロミスの増額ではどうして期間が空くの?
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