テレビのコマーシャルメッセージでよく聞く消費者金融の名前といえば、何を思い出すでしょうか?
おそらく多くの人はプロミスやアコム、レイクなどの大手消費者金融を思い浮かべるのではないでしょうか。(こちらもご参考に→プロミスと他社カードローンの比較)
CMを見ると、綺麗な女性が宣伝していて、いかにもクリーンなイメージで、誰でも簡単に利用できるように見えます。
一昔前まで、どの貸金業にもあった薄暗いイメージなど最近では全く感じなくなりつつあります。
サラ金や街金といった呼称も消費者金融という言葉に変わり、キャッシングという和製英語まで登場しました。
これらの活動の根底にあるものは、貸金業のイメージアップ戦略です。「誰でも利用できる」ということをアピールしているのです。
ですが、本当に誰でも借り入れできるかというと、当然そんなことはありません。貸金業者が利用者に求めるものがあるのです。
ここでは、大手消費者金融に申し込んで落ちてしまう人の意外な共通点について解説していきます。
まず大前提として、金融業者がお金を貸したい人・貸したくない人の代表的な特徴についてです。
貸金業というだけあって、お金を「あげる」のではなく、「貸す」のが経営方針です。
株式購入などの投資というのは比較的、「お金をあげる」に近いです。最悪、お金が返ってこなくてもいいという前提で行動します。
しかし、貸金業は投資とは全く異なります。お金を貸して、利子をつけて返してもらって初めてやっていけるのです。
ここで質問です。もしあなたが貸金業を経営しているとして、どんな人にお金を貸したいと考えるでしょうか?
この質問はおそらく多くの人が正解にたどり着くことができるでしょう。そして、それが実際に貸金業の経営方針に直結しているのです。
先ほどの質問の答えですが、貸金業者がお金を貸したいと思える人は「確実に返してくれる人」です。
そんなの当然じゃないかと思うかもしれませんが、この文章は意外と細かいニュアンスが重要になってきます。
「確実に返してくれる」というのは憶測や希望的観測が入ってはいけません。「返してくれそう」とか「ほぼ確実に」とかではダメなのです。
例えば、あなたが友人知人にお金を貸すときには、多少甘い考えがあっても、小さい金額なら妥協することが出来るかもしれません。
しかし、見ず知らずの人からお金を貸してほしいと頼まれたときは、よほどのことがない限り、お金をおいそれとはかさないと思います。
これが貸金業の基本的な考え方なのです。つまり、相手に対して信頼がある場合、多少の妥協姿勢を見せられます。
ですが、全く知らない人にお金を貸す場合は、その人が本当に信頼できないとお金は貸さないのです。
「多分」や、「きっと」といった推測の言葉の入り込む余地はないのです。人の企業もこの考えは同じです。
実際にお金を貸すのが主な経営方針の貸金業者ですが、その相手の見極め方はどうやっているのでしょうか。
審査で落とされる人は、この3つのうちの基準のどれかが合格ラインに達していないのです。
まず、何よりも重視されるのは、契約者の返済能力です。これは最も重要かつ基本的なことです。
返済能力というと、単に年収だけに気を取られがちですが、勤務年数や雇用形態といった部分も総合的に判断されます。(こちらもご参考に→プロミスでお金を借りやすい職業は?)
次に、利用者の契約信頼性があります。これは簡単に言えば、約束を守れる人かどうかということです。
いくら収入が高くても、過去に借金で滞納などをしていたり、自己破産などの債務整理の事実があると、貸金業者は敬遠します。
そして、最後の基準が最も利用者にとって盲点となる部分であり、審査で落とされる要因として多いものです。
お金を借りる時に、収入もあり、過去に金融関係でトラブルを起こしたこともないという人で、借り入れができないケースがあります。
それがここで紹介する貸金業者同士の情報連携による債務ブラックです。
債務の返済が滞っていなくても、単に複数の貸金業者から同時に借り入れをしているというだけで、審査で弾かれることがあるのです。
これが非常に厄介で、この基準自体が明確にあるわけではなく、金融業者によって審査の厳しさが全く違います。
申込ブラックとは違うものです。申込ブラックは短期間に複数の金融業者に契約を申し込むことで発生します。
(⇒ブラックでもプロミスで借りられる?)
しかし、債務ブラックは、他社(複数)からお金を借りているだけでなってしまうのです。この解決方法はひとつしかありません。
プロミスなどの大手消費者金融の審査に落ちた時に、よく車のローンや住宅ローンが残っていたから落ちたと考える人もいます。
確かに、こうした大型ローンも審査の考慮対象になりますが、それは比較的些細なものです。
基本的に、住宅ローンと自動車ローンは、借り入れ契約の審査に大きな影響を与えることはありません。
これは、この2つがローンを組んで購入するのが当然の商品だと考えられているためです。
問題は毎月の返済が、これらのローンと新しく契約する借り入れを合わせて負担した時に、収入とのバランスを保てるかという点です。
審査で落ちる人が、貸金業者に、この部分が基準をクリアできていないと判断されるためです。
結論として、住宅ローンや自動車ローンがある場合、利用希望額を低くする工夫が必要であること。
そして、長期ローンと短期ローンの返済合計に対して、収入で余裕があることが審査を通過するための条件となります。
消費者金融で審査に落ちる人は、ほとんど上述した3つの基準のどれかに問題があるのですが、それ以外にも実は注意点があります。
それが、「契約手続き過程の問題」です。通常、借り入れは申し込みをしてから実際に利用するまでにいくつかの手続きがあります。
原因としてよくある共通点が、契約申込書の記入ミスと書類郵送時の不備です。特に多いのが審査に落ちやすいのは前者です。
初めて消費者金融を利用する人や、高齢の利用者に特に多いのがこの2つです。必ず、書類の記入ミスがないように確認しましょう。
本人の返済能力や資格は問題ないのに審査に落ちるので、本人にしてみれば何故、審査に落ちたのかわからないのが厄介です。
性格的な問題もあります。せっかちな人や焦りやすい人は注意が必要です。店頭で注意が散漫にならないように気をつけましょう。
店頭申し込みの際、少しぐらい時間をかけすぎるぐらいでいいのです。早く金融業者から出たいと焦ってしまうのが良くないのです。
とにかく確実にお金を借りたいというのであれば、店頭で申し込むのが一番確実です。
その際に思い切って、その金融業者に勤めている従業員に一から申し込みの流れを聞いてしまいましょう。
確かに、店頭に行くのは面倒くさい上に、最近はネットから申し込みが出来るようになっていますが、筆者は店頭に行くことを勧めます。
店頭の申し込みは、その場で質問等があってもすぐに聞くことができますし、効率的な返済方法なども直接相談できます。
借り入れに慣れていない人であれば、分からないことが多いと思うので、近くに金融業者があるのなら、出向いてみるのが一番です。
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