融資を受ける為には、いくつかの書類を用意し、それを金融業者へと提出する必要があるのは説明通りですね。
金融業者に申し込むからには融資を受ける為の手続きという事ですが、融資の手続きと一口に言っても様々で、限度額を増やす為の手続きも存在します。
実際に、プロミスを利用した時に「源泉徴収票を提出する事で増額が出来た」という意見がありますが、何故源泉徴収票なのでしょうか?
プロミスで源泉徴収票は何故必要になり、どんな役割、そして効果があるのかを説明していきます。
融資には様々な書類が必要となり、金融業者によってはさらに詳細な指定をされる事もありますから、申し込み前にはそれらの確認が必須です。
ただし、どんな融資においても必要となる書類のタイプは、大きく分けて二種類程度になります。
どんな書類が具体的に必要なのかと言いますと、以下の通りになります。
どんな書類が該当しているかも簡単に記載していますが、実際にはもっと多数の該当書類があり、多くの場合はそれらの中から一つ選べば問題ありません。
しかし、きちんと説明したように『金融業者によって必要な書類の詳細は異なる』場合が多い為に、使う金融業者によっては自分の用意した書類が通じない…なんて事もあります。
そこで今回は、プロミスという消費者金融を例に必要な書類について見ていきましょう。
プロミスでの融資方法の簡単な概要については以下の通りです。プロミスを使う場合の参考にして下さい。
サービス名 | 限度額 | 金利 | 主な用途 |
---|---|---|---|
フリーキャッシング | 最大500万円 | 4.5%~17.8% | 用途自由(事業費除く) |
おまとめローン | 最大300万円 | 6.3%~17.8% | 他社借入のおまとめ&返済 |
自営者カードローン | 最大300万円 | 6.3%~17.8% | 用途自由(事業費含む) |
目的ローン | 最大500万円 | 6.3%~16.5% | 用途自由(カード無し) |
プロミスも借入の審査を行っている以上、当然書類が必要となってきます。
では、プロミスでは具体的にどんな書類を求められているのか、その詳しい中身について見ていきましょう。
身分証明書に関してはどんな借入方法でも必要になりますが、幸いどの方法でも共通して同じ物が使えるのは楽だし嬉しいですね。
収入証明書類に関してですが、こちらはおまとめローンか自営者カードローンのみ、多少必要な書類が異なります。
というのも、おまとめローンなら他社の融資をまとめる事になるのでプロミス側の負担が大きい事、自営者カードローンは事業費にも使える融資の為相応の事業実態が必要です。
さらに、自営者カードローンは事業実態を疎明(釈明する事)する為の書類が必要になる為、この借入方法が一番書類集めが大変でしょう。
そして今回注目すべき書類については、源泉徴収票です。この源泉徴収票とは何なのか、そしてプロミスにどんな影響があるのかをチェックします。
源泉徴収票というのは、社会人になって会社に通勤する事になれば、ほとんどの人が一度は交付される書類です。概要としては以下の通りになります。
給与明細を見ればお分かりになりますが、私たちへの給与は会社が支払う額面通りでは無く、様々な費用が徴収された後になります。
この徴収前と徴収後を総支払額と手取りと呼び、その会社独特の控除を除くもの…つまりは今回で言うところの所得税についてはこの源泉徴収票が証明してくれます。
今回は分かりやすくする為に実際の税制を無視して『年収300万円で所得税10%』で計算してみましょう。
そうなると所得税として300000円納めたら、私たちが実際に受け取るのはこの税が引かれた2700000円なので、その旨を書いた書類が源泉徴収票です。
もしも就職したてでまだもらった事が無いという場合、年末にもらえる事が多いので、その見方を勉強しつつ、融資に備えて大切に保管して下さい。
源泉徴収票の説明はここまでにして、今回はこの源泉徴収票がどう融資に活きるのかという説明に移りたいと思います。
収入証明書類に該当する物はたくさんあるのですが、源泉徴収票というのはプロミスで提示する場合でも非常に優秀な書類です。
源泉徴収票が何故優秀なのかについては、以下の点が大きく関係しているのです。
まず、源泉徴収票というのは一年間の収入を記載しているわけなので、毎月の収入の幅がある場合でも正確な年収が分かります。
消費者金融というのは年収で返済能力を判定していますので、毎月の収入に波がある人で多い月を提出されると、正確な数値が測定しにくいのです。
そういった背景から、源泉徴収票は一年の正確な収入を教えてくれるバロメーターとなりますので、給与明細よりも信憑性は高いです。
また、源泉徴収票というのは会社の所在地や電話番号を記入せねばならず、消費者金融は審査の際、この連絡先を確かめる事があります。
架空の会社を記入したり、勝手に大手企業の名前を記入しても偽造がバレてしまいますので、源泉徴収票というのは職場証明もしてくれるのですね。
こうしたプロミスにとっても重要な審査基準を一枚で証明してくれますので、非常に安心感のある収入証明書類の一つです。
源泉徴収票がもらえない自営業などは確定申告書などでも代用はできますが、会社員の方がプロミスにとっては優良顧客となりますので、源泉徴収票の方がやはり上となります。
プロミスは人気で多くの人が利用している消費者金融なので、当然体験談もその利用者数と比例して多く存在しています。
非常に信憑性がある内容から誰でも分かりそうな嘘まで様々ですが、その中でも気になるのが「プロミスに源泉徴収票を提出すると増額出来た」という噂です。
プロミスの『フリーキャッシング』と『自営者カードローン』はカードローンタイプであり、契約中に増額という限度額を増やす事も出来ます。
この増額の過程などを記載せずに源泉徴収票でプロミスの増額が出来た…なんて書かれても多くの人は首を傾げるだけですね。
源泉徴収票を最初に提出したのか、それとも再提出したのか…そもそも何故源泉徴収票が関係するの?と疑問は尽きません。
先にこの疑問に答えておくとしたら、この噂は『当たらずしも遠からず』という事です。
はっきりとした答えではありませんが、「源泉徴収票で増額」という具体性に欠ける噂だけでは、まずはこうとしかお答えできません。
なので、実際に増額をしたいという人の為にも、プロミスと源泉徴収票の関係をここから説明していきます。
源泉徴収票を使うかどうかにしても役立つ知識なので、是非最後までお付き合い下さい。
プロミスで増額を希望した場合、収入証明を再度行わないといけない場合があります。
そもそもプロミスとのフリーキャッシングの契約では、以下の条件を満たした場合は収入証明書類が不要となります。
なので最初に50万円以下の限度額のカードローンを作り、後日それ以上に増額したい場合は収入証明を後から提出…なんて事もあるわけですね。
プロミスでの収入証明書類としても源泉徴収票が有効というのは説明通りなので、増額審査でも源泉徴収票を提出したという人は多いです。
つまりはそういう事でプロミスへの増額審査で源泉徴収票を提出したから増額が出来たという話を端折ったのが「プロミスは源泉徴収票で増額出来る!」という噂に繋がったのかもしれませんね。
この事実を正しければ、増額審査では他の収入証明書類も有効なので『別に源泉徴収票じゃなくても増額する事は可能』という事になります。
源泉徴収票がもらえない立場の人は増額が厳しいの?…と不安になったかもしれませんが、そんな事はありません。
どんな職業の人でも、例え源泉徴収票が無かったとしても増額する事は十二分に可能となっている…この事実をまずはお伝えします。
源泉徴収票と増額の関係については概ね解明できましたので、ここからは『そもそも増額するにはどうすれば良いの?』という所から始めてみましょう。
プロミスで増額する基本としては、申し込みを行った後に審査を受けて、それに通過する事で増額が出来るという感じです。
増額は言わば契約の見直しでもありますので、審査無しで増えるという事はまず期待はできません。
30万円の契約の人は30万円が精一杯として判断されたのに、無条件で今度は50万円貸してくれるなんていうのは、無理がありますよね?
審査については、以下の点を見られていると思って良いでしょう。
これらの審査基準については、最初に申し込んだ時に違いが無ければ、プロミスはその条件のまま増額審査も行います。
ただ、勤続年数については契約時より増えていますし、融資の利用状況というのは実績としてきちんとカウントしています。
変わった部分、そして変わっていない部分も踏まえて増額審査を行う都合上、お金を借りてそして遅れずに返したという実績が増額では一番重要とも言えるでしょう。
ただし総量規制がありますので、年収の三分の一までという明確なリミットがある事は忘れないで下さい。
私たちが初めて融資審査を受けた時の情報は、私たちが変化を伝えないとプロミスは基本的に把握してくれません。
そしてこの変化は増額の時に一緒に伝える事もできますが、実は本来こうした条件の変化というのは、変わった時点で伝えるのが好ましいとされています。
なのでただ単に収入が変わったという報告だけでも連絡出来るし、源泉徴収票を使う事はできます。
特に源泉徴収票というのは会社員をしている場合、毎年必ず一枚もらっているはずなので、それを年一回プロミスにも提出するという事ができます。
なので、先ほどの話題のようにプロミスに求められていなくても源泉徴収票を出した場合、収入アップが目覚ましいと増額してくれる事があります。
少し以外かもしれませんが、プロミスは増額を自分から申し出てくる事があります。以下がその例です。
源泉徴収票は年収をはっきりと記載していますので、年収のアップも給与明細以上に把握しやすく、ただ単に報告したら増えた…という事はあり得るでしょう。
ただし、こうした報告でプロミスから必ずお誘いが来るとは限らず、待っているだけでは増額できない事もあります。
特に「大きく収入は増えたけど一度もプロミスのカードを使っていない」という人の場合、プロミスも実績が無いので増額の判断はしかねます。
プロミスを多用している人は、毎年源泉徴収票を提出する方が増額のチャンスが増える、くらいに考えても良さそうですね。
源泉徴収票はプロミスの増額の可否を大きく分ける存在…なんて噂だけでは想像してしまいかねませんが、実際はそうではありません。
源泉徴収票は年に一回必ずもらえると考えれば、プロミス以外で必要とされる事もあるので、きちんと分かる所に保管しておくと捗るでしょう。
ただし、他の書類でも有効ですし、源泉徴収票がもらえない方々を大きく不利にするほどではない…これはしっかりと理解してもらいたいです。
むしろ増額においては利用、そして返済による実績の方が大事ですし、意識しないとなかなか積み重ねが難しいものとなっています。
増額したい場合、源泉徴収票というのは最優先ではなく、源泉徴収票は便利ですので、源泉徴収票に振り回されないで下さいね。
尚、プロミスや他の金融業者が提示している書類で該当する物が用意出来ない場合、別の書類でも代用できるケースが報告されています。
この二点に関してはプロミス側からは提示されておらず、それでいて源泉徴収票やその他身分証と非常に近しい物です。
自分の手持ちの書類がプロミス側の指定の書類と一致しない場合、プロミスに電話して気軽に相談すれば、丁寧に教えてくれるので悩まず行動するのも大切です。
【参考ページはこちら】
プロミスから増額案内!源泉徴収表は必要?
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