「安定収入の有無」や「他社からの借入」が、カードローン審査の可否に大きく影響することは多くの方がすでにご存知かと思います。
他方で、「勤続年数」も審査の可否においてウエートを占める事実をご存知でしょうか?…
「サラリーマンなどの“正社員”で安定収入さえ確保していれば大丈夫じゃないの!?…」と思い込んでいる人って案外多いのではないですか?
でも、それだけではカードローン審査通過が確実とは言えません!
そこで今回は、「勤続年数」を特に取り上げてプロミスの審査について掘り下げてみたいと思います。
“プロミス審査って勤続年数を調べるのか?”“勤続短いと審査はどうなるのか?”また“勤続年数を水増しして申告すると審査に落ちるのか?”…
そんな「勤続年数」に関する気になる点についてもしっかり答えたいと思います。
プロミスの審査では、主に申込者の「信用能力」と「返済能力」に着目して調べます。
そして、この2つの点について、申込者の様々な個人情報をもとにしっかり審査されると考えてください。
また、審査可否の判断基準として利用される様々な個人情報・個人属性の中でも、案外に知られていないのですが、「勤続年数」が審査で大事な項目のひとつになると言って良いのです。
(⇒プロミスの審査には就業年数が関係する?)
プロミスへの申し込みの際に提出する「申込書」の記入項目には「勤続年数」を記入する欄があります。
また、個人属性については、以下の項目がプロミス審査で調べられると考えて良いと思われます。
個人情報の審査項目 | 情報内容 |
---|---|
基本情報 | ・氏名、性別、生年月日、住所、電話番号など |
仕事情報 | ・勤務形態(正社員・アルバイト・パート・契約社員など) ・業種、勤務先、職種、勤続年数、勤務先住所、勤務先電話番号 |
収入情報 | ・年収、月収など |
借入情報 | ・他社でのローン借入額および借入件数など(クレジットカード利用含む) |
居住形態情報 | ・持家か借家 ・家賃額など |
保険情報 | ・保健の種類(社会保険、共済組合保険、国民健康保険など) |
「勤続年数」については、『仕事情報』での審査対象の項目となります。
また「勤続年数」は、『収入情報』の中の「年収」とも絡んでくる審査項目なのです。
たとえば、プロミスの審査では年収を証明する書類を提出しなければならない場合があります。
が、1年以下の勤続短い場合だと、年収証明書を提出することはできませんよね!?…
そして、プロミス審査では「年収」は申込者の返済能力を図る上で大切な項目となります。
でも、1年未満の勤続年数で年収証明書が提出できないと…恐らく審査で「返済能力にやや不安あり!」と見做されてしまうことになるでしょうね。
そして、返済能力に疑問をつけられてしまうと、プロミス審査に通るのが難しくなってしまいますよ。
では、なぜプロミスの審査で勤続年数が重視されるのでしょうか?…
理由は割と明白なんですね。
と言うのは、勤続短い人は、年収も少なくて安定収入の確保との点でも不安が残るからなのです。
他方で、プロミスの公式HPにある「利用条件」を見ると、「年齢20歳以上65歳未満で、ご本人に安定収入あること。安定収入あれば、主婦、学生、またアルバイトやパートでも申込可能です。」と書かれています。
つまり、プロミスの審査に通る為の絶対条件は、「安定収入があること」「安定収入が見込める人」と言うことになります。
そして、先にも触れたように、勤続短い人だと、安定収入の確保に関していまひとつ確信が持てないことから、この絶対条件をクリアできない場合があるのです。
それゆえ、勤続年数の長短は、申込者の返済能力の裏付けと同時に、「1つの会社に長く勤めている…」との事実から汲み取れる申込者の信用度にもかかわる重要な審査の“指針”になると言うことなのです。
以上の指摘から、1年にも満たない勤続短い場合だと、年収証明書も提出できず、かつ安定収入を確保している裏付けにもならないことから、プロミス審査は絶望的と感じますよね。
残念ながら、1年に満たないような勤続短い人の場合は、プロミスの審査に通るのはかなり厳しいと覚悟しておいてください。
しかし!勤続年数が1年未満でも、また半年くらいしかなくてもプロミスで審査を通れるケースがあるのです。
それは社会人1年目の新入社員で、新入社員の場合だけは勤続短くても審査に通してくれるケースなのです。
が、その場合には直近1~2か月分の給与明細書や所与証明書の提出を要求されることがありますよ。
そのことから会社にきちんと勤めている事実を証明できる書類は前もってきちんと取っておいてください。
他方で、転職して1年未満の勤続短い人の場合はダメです!転職の場合は例外措置とはなりません。
さて、ここではプロミス審査全般から見た「勤続年数」の重要度を探るかたちで、プロミス審査の理解をさらに掘り下げてみたいと思います。
プロミスの審査に関する理解度が深まれば、それだけ審査での失敗を避けられると思うので、しっかり読んでみてくださいね。
まずはプロミスの審査基準の概要をおさらいしてみましょう。
プロミス審査で特に重要視される観点は、以下の5つとなります。
以上の5つのポイントを見て、なにかお気づきになられましたか?…
そうなんです!…これらのポイントは、ほぼすべてが“返済能力の証明”となるような審査項目なんですね。
具体的に解説すると、
また、勤続年数が長ければ長いほど、『勤続長い=勤務先辞めない=収入の安定度高い』と言った相関関係のレベルが上がることになり、安定収入への信頼度も高くなります。
それゆえ、勤続年数が長いと「収入と雇用の面で非常に安定している…」と見做されて、返済能力の高さとともに信用力への高評価にもつながると言う訳なのです。
先の指摘から、勤続年数の長短は、ズバリ!“申込者の「返済能力」と「信用能力」を審査する基準になる”と言って良いと思います。
また、勤続年数の長短は申込者の利用資格を図る指針になる!と言って良いと思われるのです。
つまり、それだけ勤続年数はプロミスの審査全体で“重み”があると言うことなんです。
ではプロミスを含めた主な消費者金融での審査に合格する“勤続年数のボーダーライン”はどうなっているのでしょうか?
消費者金融 | 審査通る勤続年数のボーダーライン(予測) |
---|---|
プロミス | 1年は必要(※ 6か月以上でも審査可のケースあり) |
アイフル | 1年以上あればOK |
新生銀行レイク | 1年くらいあればOK |
SMBCモビット | 1年以上無いと審査通過厳しい |
以上の勤続年数のボーダーラインは、あくまでも口コミ情報等から考えられる予測です。
一般的に消費者金融の審査にまず間違いなくクリアできる勤続年数のボーダーラインとしては、3年以上ないと厳しい!と考えておいてください。
他方で、大企業の正社員や公務員の場合には、1年くらいあればOkとなる場合はあります。
また、自営業者の場合には最低でも3年程度の業務実績が無いとプロミスの審査は難しくなるようですね。
プロミスの審査で重視される点は、「安定収入の有無」になることはすでに触れましたよね。
その観点から言うと、「年収が低い」と「勤続短い」では、どちらが審査で不利になると思いますか?…
答えは「勤続短い」なんですね!
なぜなら、勤続年数が短いと、会社を辞めたり転職してしまうリスクが高いと判断されてしまうからなんです。
他方で、年収が低くても収入さえ安定していれば、プロミス審査でマイナス評価されることはありません。
だから安定収入さえ確保できていれば、収入の低いアルバイトやパートの人でもプロミスでお金を借りられるのです。
反面で、年収が高い正社員でも勤続年数が少ないとプロミス審査に通らないことがあります。
実は勤続年数は“自己申告”なのです。だからウソをつこうと思えば簡単にウソをつけます。
でも、もし申込書の勤続年数の記入欄で、ちょっと勤続年数を水増しして書いてしまったらどうなると思いますか?…
結論から先に言えば、「必ずウソがバレてしまう!」とは断言できませんが、バレてしまう可能性はあります!
他方で、自営業者の場合は、「国民健康保険証」なので、事業年数については確認し辛いのです。
そして、もし勤続年数のウソがバレたら、「信用できない人だな…」と判断されて審査に落とされてしまう確率が高くなります。
それでは勤続年数の長短によって、プロミスの審査に与える影響の違いってあるのでしょうか?…
あくまでも推測の域を出ませんが、たくさんの口コミ情報やネット情報から、“勤続年数の長短による審査への影響に関する目安”は指摘できますよ。
勤続年数 | プロミス等の審査での影響 |
---|---|
勤続年数:3年以上 | ・審査へのマイナス影響なし ・安定収入の確かな裏付けとなる ・3年以上の勤続年数はプラス評価に繋がる場合あり |
勤続年数:2~3年 | ・審査へのマイナス影響は少ない ・安定収入を担保する説得力としてはやや欠ける |
勤続年数:1年 | ・審査に通るいちおうの合格ライン ・場合によっては審査に落ちる可能性ある |
勤続年数:半年以上1年未満 | ・審査に申込める条件 ・審査の当落線上にある |
勤続年数:半年未満 | ・勤続年数足りないと見做される可能性大 ・他の審査項目クリアしても審査落ちの原因になる |
この表だと、どうにかプロミスに申し込めて、いちおう審査に通りそうなボーダーラインは、「1年以上」と言って良いでしょうね。
他方で、プロミス審査にほぼ間違いなく通りそうな勤続年数のボーダーラインは、「3年以上」と考えて良いと思われます。
そして、勤続年数は長くなればなるほど審査ではプラス評価となります。それゆえ、勤続年数は長いほど良いのです!
その一方で、半年以上1年未満の場合は、プロミス審査では当落線上にあると考えてください。
そして、勤続半年以下だと審査に落ちる可能性の方が高くなります。
これまでの考察から言えることは、「勤続短いとプロミス審査に通らない場合ある!」となりますね。
プロミス審査において、「勤続年数」は、申込者の返済能力や信用能力の双方の裏付けになる大切な審査項目となります。
他方で、プロミスでは「勤続年数が基準に満たない場合には自動的に審査で振り落とされてしまう!?…」とは言い切れない面があるのです。
たとえば、勤続年数が1週間とか1カ月とか極端に短くなければ、、他の条件が良ければ審査に通してくれるケースもあると言うことなのです。
そのような観点も踏まえた上で、ここでは“勤続年数短くてもプロミスでお金を借りる方法や可能性”について考えてみましょう。
勤続年数の少ない人がプロミスの審査に通る為のベストな方法は、少なくても半年以上、できれば1年以上の勤続年数の実績を伸ばしてから審査に申し込むことでしょうね。
これが一番確実で手堅い方法となります!
また、勤続年数が短い状態で、プロミスに申し込んでも、審査に落とされるだけですよ。
いたずらに“審査落ち”の記録を信用情報機関につみ残しても、後のカードローン利用においてデメリットになるだけなんです。
転職すると、これまでの勤続キャリアは無くなります。
たとえ転職前の会社で10年も20年も勤続年数があっても、転職直後にプロミスに申し込んだ場合には転職後から申込時点までが勤続年数としてカウントされます。
それゆえ、すでに転職先が決まっているなら、転職前にプロミスに申し込んで審査を済ましておくことをお勧めします。
プロミスの審査に通った後に転職しても、利用状況で問題さえ起こさなければカードローン利用を停止されることは無いと思いますよ。
ただし、転職したら必ずプロミスに勤務先情報の変更届をしてくださいね。
放置しておくと後に問題になって、カードローン利用を停止されたり限度額を大幅に減額されてしまうことがあります。
勤続年数の短いことが審査で問題となるのは、「安定収入」において不安要因として見做されてしまう場合と言えるでしょうね。
それゆえ、安定収入をきちんと確保している事実が認められれば、勤続短くても審査に通るのは可能と考えられます。
そして、そのような観点から言えば、“親方日の丸”の公務員や大企業の正社員の場合は、勤続年数が極端に短くなければ、審査に通る可能性はあると言えます。
なぜなら、公務員の場合は、会社が潰れる心配はありませんし、収入の安定度が極めて高い職業と見做されるからです。
また、大企業の正社員の場合も中小企業に比べれば会社が潰れる心配も少なく、収入と雇用の安定さも高いからです。
さらに、昨今のご時勢から言って、大企業に就職できた人がそう簡単に会社を辞めたり転職するのは考え難いことも審査に通してくれる理由と言えるのではないでしょうか。
勤続年数が少なくても、融資希望額を少な目に申告すれば、プロミス審査に通る可能性はあるのです。
たとえば、正社員でこのまま働き続ければ年収が300万円くらいとなるものの、融資希望額を10~30万円くらいにすれば、謙虚な姿勢を評価されて融資を認めてくれることはあります。
実際に口コミ情報の中には、「勤続短くても10万円の希望額だったので審査に通してくれた!…」との体験談はあります。
一方で、勤続年数が十分でないのに、総量規制の3分の1の限度額となるような100万円近くの希望額を申請すると、印象は悪くなって審査での酌量余地がなくなってしまうことがあるのです。
審査は最終的には人間がするので、謙虚な申込者には自然と「貸してやりたい!…」という気持ちが審査担当者に芽生えることってあると思いますよ!
勤続年数が短いとプロミス審査で不利になることはあっても有利になることはありません!
だからプロミス審査に通りたければ、勤続年数を十分に積んでおくことが大切です。
また、勤続年数は、長くなればなるほど審査でプラス評価となります。
他方で、プロミス審査で「勤続年数」が影響するのは、“安定収入ある証拠”として考えられた場合なのです。
その点を考えれば、勤続年数以外で安定収入を確保している事実を説得あるいは証明できれば、勤続短いハンディを避けられます。
しかし、「勤続年数」だけで審査の可否が決まるものではありません。
年令・年収・勤務先・職種・他社での借入状況・過去の返済履歴等の様々な属性情報を総合的に審査して可否を決めます。
とにかく、プロミス審査に通りたいのであれば、審査でハンディとなる原因を審査前にできるだけ解消しておくのが得策なんです!
それゆえ、最低でも半年以上の勤続年数を確保してから申し込みたいものです。
【参考ページはこちら】
プロミスを利用できる職業とは?
Copyright c お金を借りるならプロミスとここがお薦め!【ゼニ活】 All Rights Reserved.