消費者金融から融資を受ける場合、総量規制という制限によって、最高限度額が決定されています。
借り過ぎ防止の為の決まりとはいえ、こうした目に見えた制限がある事に対して、窮屈さを感じている人は意外と多く存在しています。
ですが、プロミスではそうした総量規制の限界を超えて借入れる事も可能…そうした噂がありますが、それは本当なのでしょうか?
そもそも総量規制とはどんな制限で例外があるのか、事実について確認し、理解を深めてより多くのお金を借りられるようになりましょう。
総量規制についてざっくり説明するとしたら、貸金業者に発生する融資限度額の制限…という事になりますが、これでは詳細は分かりません。
そこで総量規制について分かりやすく、最低限の言葉で説明するとしたら、以下のようになります。
総量規制の発生した状態について分かりやすく説明すると、以下のようになります。
☆年収600万円の人が消費者金融Aから100万円、消費者金融Bから100万円借りている
→総量規制は消費者金融間で共有しているのですでに上限に到達している
このようになっています。
注目すべきは『総量規制は消費者金融同士で共有している』という事です。
一つの金融業者で総量規制いっぱいまで借りたから、次の業者で借りる…なんて事は出来ず、一社から借りても複数社から借りても変わりません。
複数の金融業者から分けて借りるよりも、一社から総量規制いっぱいまで借りる方が、まだ返済日でも金利面でも良いです。
消費者金融を利用する以上、どこか一カ所で、そして総量規制内にて賢く運用するのが長く融資を使うのなら大事というわけですね。
さて、今回メインでチェックしていく事となる、プロミスについて視点を移しましょう。プロミスには以下のような特徴があります。
消費者金融は多数存在していますが、プロミスの特徴となると以上が特に目立つと言えます。
しかし今回、プロミスについてもう一つ気になる特徴があると言えますね。
プロミスは消費者金融でありながら、総量規制以上の融資が受けられるというのです。
プロミスは消費者金融かどうかで言えば、確かに消費者金融ですし、昔から利用している人にとってはそれはお馴染みです。
でも消費者金融なら必ず発生している総量規制が無いというのは、おかしな話だと思っていませんか?
実際のところ、プロミスに総量規制はきちんとありますし、法律に抵触する事をしているはずはありません。
しかし、総量規制というのはそもそも例外が一切認められていない決まり事では無く、一定の条件下では例外が認められているのです。
カードローンとかでちょっと贅沢したいというのならともかく、下手をすると生活や命に関わる分野において、制限があると大変ですからね。
例え消費者金融であるプロミスの利用であっても、例外と重なる事で規制を受けない事があるのです。
それこそがプロミスで総量規制が関係ないと言われている所以であり、それについてこれから見ていきましょう。
総量規制の例外事項というのは、実は結構多数の事例が紹介されえいます。
中でも比較的一般の方でも機会の多い例外については、以下が当てはまるでしょう。
一番下はかなり解釈が広がってしまいますが、上二つの項目に関しては、まだ融資を受けた事が無い人にとっても比較的理解しやすいのでは無いでしょうか?
総量規制というのはそもそも、高利貸しで暴利を貪っていたサラ金や街金への厳しい規制の一環であり、この規制後に多くの金融業者が廃業する事になりました。
つまり総量規制は私たちを守る為存在しているのであり、仮に金融業者と互角ではなく、私たちに対して一方的に有利ならそうした配慮は不要です。
借り換えというのは、簡単にまとめると『すでに借りている融資よりも低金利な融資に乗り換える事で返済をお得にする』というものです。
これははっきり言えば、金融業者よりも私たちへの利点が多く、言わば救済措置とも言える融資プランです。
むしろここで総量規制による制限を課していたら、困るのは顧客側になってしまいますね。
そして前項にも「命に関わる状況で規制を強いるのは正しく無い」と書いたように、緊急の医療費に対する貸し付けも規制外となります。
ただ、あくまでも緊急の医療費に対してであり、美容整形など保険適用外で重要度が低い場合にはもちろん対象にならないので、注意して下さい。
そしてプロミスの場合、顧客が一方的に融資になるプランが用意されており、それが規制の対象にならずに済みます。
プロミスにて総量規制の対象にならないのは、おまとめや借り換えに使える融資方法です。
その融資方法については以下のようになります。
サービス名 | 限度額 | 金利 | 用途 |
---|---|---|---|
貸金業法に基づくおまとめローン | 最大300万円 | 6.3%~17.8% | 他社借入のおまとめ若しくは借り換え |
プロミスには他にも三つの借入プランがありますが、総量規制の対象とならないのを明言しているのはこの方法のみとなります。
この借入方法を見てもらうと分かりますが、用途がおまとめ若しくは借り換えとなっており、借り換えに関してはお伝えした通りですね。
おまとめローンというのも借り換えとほぼ同じ意味合いですが、おまとめの場合は『複数の金融業者から借りているお金を一カ所にまとめる』というものです。
使い方の例としては以下のような形になります。
実際にどれくらいの金利になるかは審査次第ですが、大体の場合はおまとめするとこのようになり、返済期日も月一のみとなって効率的です。
おまとめローンも借り換えと同様、どう見ても借りる人にとって有利な為に、総量規制の制限を受ける事無く使えるのですね。
「おまとめしたいけどプロミスは総量規制があるし…」というお悩みがある場合、気にせずにまずは相談からしてみると良いでしょう。
(⇒プロミスでおまとめしたらお得?)
ここまでで『例え総量規制が適用される消費者金融でも、借入方法や用途によっては規制の対象外となる』という事が伝わったかと思います。
つまり総量規制は借入方法次第…なのですが、そもそもどんな借入方法でも対象とならない金融業者が存在しています。
その金融業者とは、銀行の事です。銀行と言えば預金を預ける所としか認識していない人も居ますが、その借入方法は豊富です。
銀行によって借入方法の種類は増減しますが、基本的には消費者金融よりも一社あたりの融資プランは多めになっています。
また、それなりに規模が大きい企業となると、銀行から直接事業に使う融資を受けたりしますが、こちらは割と有名かもしれませんね。
消費者金融の場合は通常のカードローンは総量規制の対象となりますが、銀行の場合はカードローンも総量規制の対象外です。
なので年収300万円ですでに消費者金融から100万円借りていても、銀行からなら制限が無いので借りられる可能性があります。
そして、プロミスが総量規制の対象ではないと噂される原因として、プロミスは銀行と密接に関係しているのです。
プロミスは昔は消費者金融名であり、今ではSMBCコンシューマーファイナンスが提供する融資ブランドとなっています。
そのSMBCコンシューマーファイナンスが三井住友銀行グループであるとホームページに記載されており、銀行の傘下である事が伺えます。
「プロミスは銀行傘下だから、そもそも総量規制が発生しないのでは?」という意見は、確かに最もであるように聞こえますね。
そもそも何故プロミスが銀行と組んでいるのかと言うと、これも総量規制などが制定された頃と関係します。
かつては栄華を極めた消費者金融業界ですが、その裏では多重債務者と破産者の続出により、大きく規制を課される事になりました。
その規制が総量規制ですが、他にも上限金利の大幅な規制もあって、昔のような強引な利益というのが出せなくなりました。
その結果廃業した消費者金融も居ますが、多くの大手消費者金融は、銀行と合併や提携する事で難を逃れようとしました。
プロミスの場合はその相手が三井住友銀行であり、そのおかげで豊富な資金力に加えて銀行ならではの安心感により、再び大手消費者金融として人気を取り戻しました。
ただ、プロミスの場合はあくまでも消費者金融という立場を保ったものであり、銀行の融資そのものになったわけではありません。
今現在存在している多くの消費者金融はプロミスと同じ形で存続していますので、大手消費者金融の現在について見てみましょう。
つまり、この中では銀行の融資として総量規制の対象外となっているのは、レイクのみとなりますね。
後の消費者金融は銀行と提携はしているものの、吸収までは至っておらず、保証会社など持ちつ持たれつの関係を保っています。
そうなった昨今、アイフルの独特の立ち位置はある意味目立っていますね。
銀行カードローンやレイクの場合、総量規制が無いからいくらでも融資を受けられる…それは建前上は正しいですが、現実は簡単ではありません。
どんな金融業者から借りるにしても、まずは審査に通る事が欠かせないので、総量規制内でも規制外でも満額を借りるのは難しいのです。
融資審査は総量規制内なら二つ返事で貸し付けるわけではなく、まずは下記基準を元にした審査を実行します。
例えばプロミスでカードローンを作る場合、総量規制により年収が300万円しか無いなら、100万円までは希望出来ます。
しかし、初回融資審査において、100万円も用意してもらえるというのはなかなか無い話です。
その理由が、まさに先ほど挙げた審査基準です。安定した仕事なのか、自社含むあらゆる融資履歴に問題は無いかどうか等々…しっかりと確認しています。
その結果、100万円貸し付けるのが難しいと判断されれば、それ以下の貸し付けになってしまいますね。
さらに言えば、総量規制対象外の銀行の場合、確かに年収で規制される事はありませんが、審査の厳しさは消費者金融以上です。
同じく年収300万円だとしたら、年収以外が良かったとしても、せいぜい半分までの150万円も借りられたら御の字とも言われているのです。
もちろん初回融資はそれ以下である事が大半ですので、総量規制はあくまで目安での最高限度額にすべきでしょう。
たまに「カードローンは限度額が多い方が良いから、総量規制いっぱいでとりあえず申し込もう」という人が居ます。
確かにカードローンの限度額が多いと使い道が広がりますが、前項にて説明したように、最初から規制いっぱいまで借りられる事は少ないです。
融資審査を受ける際に、不利になってしまう要項というのを記載します。
他にもありますが、下二つは自分ではなかなかどうこう出来ないのに対し、希望額というのは自分で調整する事ができます。
そもそも総量規制内でも何故希望額で審査が変わるか?ですが、大金を貸して返してもらえないほど、金融業者側のリスクが増大します。
大金を貸すほど利益になるのは事実なのですが、返せるかどうか分からない大金よりも、無理の無い小口融資の方がまだ好ましいです。
最初こそ小額融資であったとしても、プロミスなどの大手消費者金融のカードローンであるのなら、後から増額審査を受ける事もできます。
もちろん増額でも総量規制内ではありますが、まずは無理なく借りて返済を行い、信頼が積み重なった所で増額を希望する…これが大金を借りる場合の基本となるでしょう。
総量規制外でも基本は同じで、最初はとにかく必要最低限の希望限度額にしておき、後からゆっくり増やしていけばよいのです。
プロミスを使うだけではなく、消費者金融全般を利用する場合、総量規制というのは避けては通れない条件の一つです。
ですが、総量規制というのは発生するかしないかがあり、常に発生すると考えていては、予想以上に窮屈なものとなります。
総量規制の有無について、今回のまとめとしてチェックポイントを記載します。
上記の点を融資利用前に見ておけば、確実に総量規制の対象かどうかは分かるでしょう。
もちろん『総量規制に関わらず希望額が多いと審査が難しくなる』のは当たり前ですが、それでも規制があるかどうかで大きく立ち回りが変わります。
それを踏まえた融資の利用方法として、『急ぎの融資の時はプロミスを、長く使う融資には銀行のカードローンを』というスタイルがあります。
プロミスなどの消費者金融は銀行と比較して、審査が簡単で融資までがとても早くなっています。
融資を受ける際に一刻を争うというのなら、総量規制の事よりもとにかくすぐに、そして確実に借りられるかが大事になります。
そうなった場合にはプロミスの審査基準と即日融資は非常にありがたいものとなり、総量規制があったとしても全く気にならないでしょう。
そもそも、総量規制いっぱいまで融資額が必要ではないというのなら、より一層銀行だけを選ぶ意味が薄れてきます。
総量規制の有無、そして借入額を見比べる事で、選ぶべき融資が見えてくるでしょう。
総量規制の有無は銀行と消費者金融のどちらか…という感じで終止しましたが、実際はまだ借入先の種類というのがあります。
それは『信販会社』と呼ばれる業者で、以下のような特徴を備えています。
信販会社での融資と言えば、やっぱりクレジットカードのキャッシング機能が有名かもしれません。
さらに最近は普通の融資機能のみのカードローンも扱っていますが、一番下の項目に注目して下さい。
信販会社は消費者金融と同じルールで動いており、そうなると総量規制についても同様に適用されているのですね。
だから、クレジットキャッシングもカードローンでも使うというのなら、総量規制が発生しますので注意しないといけません。
ですが多くの人が知らないままなのですが、実は買い物に使用するショッピング枠というのは、総量規制の対象にはなっていません。
仮に年収300万円でショッピング枠を100万円、キャッシング枠を50万としていても、規制に引っかかる事はありません。
なので実は消費者金融よりも総合的には優秀に見えますが、キャッシング枠は限度額が小さく、金利に関しても高くなっています。
さらに言えば、信販会社のカードローンは消費者金融のカードローンと非常に似ており、好みで選んでも大きな差がありません。
消費者金融か信販会社かとなると、実質的に『融資機能のみ』か『一枚で色々出来るカード』かの二択になりますので、選ぶ際には良く考えましょう。
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